台湾優良農産品発展協会(CAS協会)は、1991年に農業部(MOA)の支援を受けて設立された農業財団法人です。優良農産物の認証制度を推進し、消費者の衛生と安全を確保し、台湾の農産物とその加工品の競争力を高めることに努めています。また、CASマークの普及と広報にも力を入れています。

台湾が2020年に口蹄疫の非感染地域となって以来、農業部(MOA)は日本市場への豚肉製品の輸出に積極的に取り組んできました。CAS協会は近年輸出業者と共同で台湾産豚肉製品を日本市場に普及させることに努めています。また、日本の消費者が将来的に台湾産の豚肉製品をより購入しやすくなることを目指しています。農業部とCAS協会は今後も協力して、台湾の高品質で安全かつ衛生的でありながら、独特の風味を持つ農産物を日本の消費者に推薦していく方針です。